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SDGsとは?~今さら聞けない言葉やロゴの意味~

ポイント! 

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、2030年までに達成すべき貧困や環境に関して定めた目標
SDGsは17のゴール、169のターゲット、232の指標からできている
SDGsの目標は分類ができるか、それぞれは密接に関係している



目次[非表示]

  1. 1.SDGsの言葉の意味
  2. 2.SDGsのロゴ
  3. 3.日本におけるSDGsの認知
  4. 4.まとめ




SDGsの言葉の意味

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、「エスディージーズ」と読みます。
2030年までに達成すべき貧困や環境に関して定めたもので、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
つまり、「人類がこれからも発展していくために、未来や地球に関するこういった目標(Goal)をみんなで達成しようね!」といったものです。
このSDGsの基本概念としてあるのが、「誰一人として取り残さない」です。


SDGsには根幹になっている「17の目標」があります。
この17の目標にはそれぞれ達成するためのターゲットが設定されており、その数は169もあります。
さらに、ターゲットの達成を確認するための232の指標が設定されています。

つまり、SDGsとは、「17の目標」「169のターゲット」「232の指標」からできていると言えます。

SDGsのロゴ

SDGsのアイコンはとても印象的でかわいいので、「言葉の意味は知らないけど、このロゴやカラーリングは見たことがある!」という人もいるかもしれません。

SDGsの17の目標のロゴは3段からなっていますが、
実はそれぞれの段ごとに大まかなテーマが分かれているのをご存知でしょうか?


<1段目>

1貧困をなくそう
2飢餓をゼロに
3すべての人に健康と福祉を
4質の高い教育をみんなに
5ジェンダー平等を実現しよう
6安全な水とトイレを世界中に


これらの目標は最も初歩的な、基本的人権や生活水準についての内容になっています。
途上国におけるゴールと考えられがちですが、日本においても相対的貧困の問題や、ジェンダーに対する不平等があります。
実際、「2021-sustainable-development-report」における日本の「Gender Equality
in the Law」スコアは81.9、OECD加盟国の平均が91.4なので、まだ改善の余地が有ると言えるのではないでしょうか。


<2段目>

7エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8働きがいも経済成長も
9産業と技術革新の基盤をつくろう
10人や国の不平等をなくそう
11住み続けられるまちづくりを
12つくる責任 つかう責任


企業などにおける経済活動において、人にも地球環境にも優しい活動を目指そうとするものです。
こちらも先進国、開発途上国問わずに達成を目指すべき目的になっています。


<3段目>

13気候変動に具体的な対策を
14海の豊かさを守ろう
15陸の豊かさも守ろう
16平和と公正をすべての人に
17パートナーシップで目標を達成しよう


3段目は大きく2つに分かれています。
最初の3つは地球環境に対する、具体的なアクションを示しています。
残り2つは全体を包括するようなゴールです。
ゴール達成のために、平和と協力の必要性を表しています。


これらの分類をより印象的にしたのが、5つの「P」です。
・People(Goal 1~6)
・Prosperity(Goal 7~12)
・Planet(Goal 13~15)
・Peace(Goal 16)
・Partnership(Goal 17)


17のゴールはアイコンでそれぞれ描かれているので誤解を生みがちですが、
それぞれの目標、それぞれの課題は、密接にお互いが絡み合っています。
これはSDGsの円環ロゴにおいても表現されています。


日本におけるSDGsの認知

日本において、SDGsに対する認知度は近年急速に上がり続けています。

2050年のカーボンニュートラルや2030年までの温室効果ガス削減目標、またCOVID-19によるパンデミックなどによる要因によって、

持続可能な社会を作るためにはどうすればいいのか?ということを考える人が多くなったのかもしれませんね。

以下朝日新聞社の調査からの引用です。


“朝日新聞社が2021年12月に実施した第8回SDGs認知度調査で、
「SDGsという言葉を聞いたことがある」と答えた人が76.3%に達し、
過去最高を更新した。前回調査(45.6%)から約30㌽増え、社会に急速
に浸透している言葉であることがうかがえる結果になった。”

“【SDGs認知度調査 第8回報告】SDGs「聞いたことがある」8割に急伸”
朝日新聞社. https://miraimedia.asahi.com/sdgs_survey08/

​​​​​​​


まとめ

いかがでしたでしょうか?

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今回は長くなってしまったので、また別の回でSDGsについての記事を書こうと思います。
お楽しみに!


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