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新しいサステナブルのカタチ『WAMEGURI』のリサイクルシステムとは?


目次[非表示]

  1. 1.サステナブルファッションが注目されている理由
    1. 1.1.アパレルは世界で2番めに水を多く消費する産業
    2. 1.2.1年に作られた製品の85%がゴミになる
    3. 1.3.世界の水質汚染の20%はファッション産業によるもの
    4. 1.4.1年間に排出される二酸化炭素の10%がファッション産業から
  2. 2.一流メゾンが続々とサステナブルに着手
  3. 3.これからのリサイクルシステム『WAMEGURI』
  4. 4.WAMEGURIでリサイクルできるのはこの4素材!
    1. 4.1.ペットボトル
    2. 4.2.コットン
    3. 4.3.ウール
    4. 4.4.ダウン
  5. 5.リサイクル工程は日本国内で
  6. 6.リサイクルのその先へ

サステナブルファッションが注目されている理由

近年、ファッション業界が力を入れているのが、衣類や繊維のリサイクルプロジェクト。捨てるはずの服や余剰在庫など回収先は様々。でもなぜ服のリサイクルが重要視されているのでしょうか?それはアパレル業界が驚くほど環境に負荷をかけているから。この事実を知る前と知る後では、あたなの服に対する考え方が変わるかもしれません。


アパレルは世界で2番めに水を多く消費する産業

全産業のうちアパレル産業は2番目に水を多く消費しています。その量は1年で930億㎡。500万人が使う水の量に匹敵します。Tシャツ1枚だけでも約2700リットルもの水を必要とします。


1年に作られた製品の85%がゴミになる

世界中で毎年たくさんの洋服が作られています。でもその85%がゴミになっているのを知っていましたか?リサイクルできるにも関わらず、1年間に約210億トンが埋め立てられているのです。


世界の水質汚染の20%はファッション産業によるもの

全世界の産業排水汚染のうち、20%がファッション産業によるもの。染色などで使われる化学物質による水質汚染は深刻な問題となっています。


1年間に排出される二酸化炭素の10%がファッション産業から

原料調達から製造、輸送、廃棄まで、アパレル業界は多くの二酸化炭素を排出しています。なんと航空業界と海運業界を足したものより多いのです。

出典:©UNECE、©UNEP、©UNCATED、環境省

一流メゾンが続々とサステナブルに着手

深刻な環境汚染を止めようと一流のメゾンからスポーツブランドまで、多くのブランドがサステナブルな取り組みを行っています。リサイクル素材を使ったり、有害化学物質の使用を止めたり、オーガニックコットンを使うのもサステナブルに繋がります。



これからのリサイクルシステム『WAMEGURI』

大切に着た洋服をどうやって手放していますか?環境省の調査によると洋服の68%が可燃ごみや不燃ごみとして捨てられているそう。もしかしたら洋服はリサイクルできる素材だということを知らない人もいるかもしれません。

回収されたとしても、素材別に分類するには多くの手間が必要となります。そこでWAMEGURIでは缶や瓶の資源ごみのように、私たち1人1人が資源として分別したものを回収することを目指しています。

自分たちの手で分別することで、リサイクルを実現するためのコストや手間を軽くできるだけでなく、多くの人にサステナブルへの感心を持ってもらうきっかけにもなります。

分別して手放すことがこれからのリサイクルなのです。



WAMEGURIでリサイクルできるのはこの4素材!


ペットボトル

使用済みのペットボトルは、ポリエステル繊維に再生できます。ポリエステル素材の糸はTシャツなどの洋服のほか、マスクやショッピングバッグなどの雑貨にも活用できます。

コットン

着古した綿の洋服が、新しいコットンの洋服やデニムへと生まれ変わります。

ウール

ウール100%じゃなくても大丈夫。ウール混のセーターや工場の糸くずもリサイクルできます。エコロジーウールの糸となり、新しいニット製品が誕生します。
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ダウン

実はダウンは適正に処理をすれば、100年以上使える素材です。回収するのは、使わなくなった羽毛布団などの羽毛製品です。再生されたダウンは、ダウンコートなどに生まれ変わります。


リサイクル工程は日本国内で

糸や羽毛に再生するまでの工程は日本国内で行われます。工程まで環境に優しいリサイクルシステムなのもWAMEGURIのポイントです。
※縫製など一部の工程は海外で行う場合もあります。

リサイクルのその先へ

4素材のリサイクルがゴールではありません。WAMEGURIはこれからも日々の生活から出る不要なものを皆さんと循環する仕組みに取り組んでいきます。

サステナブルな未来のために、できることからはじめてみませんか?



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